東京支部会平成27年度第一回研修会(通算8回目)を実施しました

東京支部会平成27年度第一回研修会(通算8回目)を実施しました

2017.06.19 更新

【概要】
日時:平成27年7月22日(水曜) 19時より20時半頃まで
場所:昭和大学旗の台キャンバス4号館(講義棟) 2階201室
主催:昭和大学薬学部同窓会東京支部会
※日本薬剤師研修センター1単位(集合研修)取得対象研修
参加者:21名

【講演】
「男性性機能障害の疫学と治療;男性排尿障害治療への展開」
講師:丸茂 健 先生(まるも腎・泌尿器科クリニック院長、昭和大学医学部泌尿器科 客員教授)
【講師のご略歴】
昭和51年慶應義塾大学医学部卒業
平成12年慶應義塾大学医学部助教授(泌尿器科学)
平成17年東京歯科大学市川総合病院教授(泌尿器科学)
平成26年まるも腎・泌尿器科クリニック開院

【講演レポート】
今回は泌尿器領域で永く専門医としてご活躍の丸茂健先生(写真)をお迎えして「男性性機能障害の疫学と治療;男性排尿障害治療への展開」と題した約1時間のご講演を頂きました。EDは薬剤師が日常的に接する疾患ではありませんが、潜在患者が多くなりがちで、正確な理解が深める機会が少ない疾患でもあります。講演では始めに男性性機能障害(ED)の疫学と最近の調査結果、症例、さらに現在の治療対策を解説していただきました。EDのリスクファクターは加齢と糖尿病、動脈硬化、高血圧など成人病で、降圧薬服用に伴う副作用の一つでもあり、重大な循環器疾患(心筋梗塞)と関連(予兆)することが示唆されているとのことです。EDの唯一の薬物療法がPDE5阻害薬ですが、マスコミなどの取扱いも影響して誤解も多い治療薬のようです。講演とその後の質疑応答を通じ、EDとPDE5阻害薬による薬物療法に関する正確な知識をご指導いただくことができました。


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